都内だけでなく全国的に再び新型コロナウイルス感染者の数が増加しています。
コロナ疲れ、コロナうつ…などいろいろんな言葉が出てきています(コロナ離婚…なんて言葉もありますね…)。
日々そんなストレスを抱えて過ごさなければならないと、なんとなく疲れが取れない、ぐっすり眠れないなどの症状もそんなところから来ているかもしれません。

ストレスを解消する方法は人それぞれです。
誰かに勧められてとか、こんなのをテレビで見てとか、どんな小さなきっかけでも試してみると案外ストレスの解消につながるかもしれません。
嫌々やってみたけれど続けてみたら続いちゃった…とか。
そんなことを書いている私は、何年か前から何度かにわたってチェレンジしてみたマインドフルネスはどうしてもダメでした(笑)。
合う合わないは人それぞれ。
やっぱり無理だったとしてもやってみようと思った自分を褒めてみるのも大切ではないでしょうか(私は自分を褒められませんが…)。
おうち時間も大切に。

疲れちゃったら思い切って何もしないで寝てしまう、そんな思い切りもたまには(自分に、家族に)許してあげてください。
家事・育児・介護などこれまでとなんら変わらないことでも、今の閉塞感の強い情勢では、休むことも思い切って寝てしまうことも許されないよ!という方もたくさんおられると思います。
じゃあどうしたらいいの?なんとかしてよ!
みんな心のどこかで叫んでいます。
「できない」なんて言えない、「やって」ってお願いできない。
吐き出すことができない、吐き出す先がない(聞いてくれる人がいない)、言っても何も変わらない。
いろんなことを、いろんな思いを抱えています。

先行きが不安定な今、どう過ごすべきか。
正解なんて誰にも分かりません。
自分自身が不安定になっていることに気づいていない人もいるかもしれません。
なにか落ち着かない、なんだかすっきりしない、そんな病気とも言えないことで病院なんかかかれない、そう思う気持ちも分かります。
家族でも友達でも、誰かとつながってみることを忘れないでください。
今は年賀状だけだけど…ぐらいの、少し疎遠になっている人の方が案外気分転換になることもあります。
いろんな窓口ができ、相談に乗ってもらえる、話を聞いてもらえる機会も増えてきています。
いつものお薬を取りに来ただけなんだけど、ちょっと世間話でもということで少し心の曇りが晴れるお手伝いができるのなら、いつもの病気の話をしてお薬を処方するだけで終わるよりも、医者冥利に尽きるというものです。
(混み合っていてそうはいかない日もあるかもしれませんがそのときはご容赦くださいませ。)

「あんなに大変だったけど、ちゃんと落ち着いたね」
と、思い返すことができる日がいつかきっと来ます。
笑ってそんな風に振り返ることができる日が一日も早く来ることを願って止みません。
(HP編集担当)